わたご酒店の日本酒サブスクは本場新潟発の酒屋が提供する3つのコースから好みで選べる

日本酒はおいしいお米、おいしい水があって初めて成り立ちます。だからこそ、米どころである新潟は日本酒の本場と呼ばれています。そんな新潟で日本酒のサブスクを行っているのが「わたご酒店」です。

この記事では「わたご酒店」の特徴やサブスクで利用できる日本酒の種類、サブスクの料金プランなどを解説しています。本場新潟からの日本酒サブスクを利用するか検討している方は、ぜひとも参考にしてください。

目次

わたご酒店はどんな日本酒のサブスク?

わたご酒店が展開する日本酒のサブスクとはどのようなサービスなのか、分からない方もいるはずです。ここではわたご酒店の運営会社やサービス概要をご紹介してまいります。

わたご酒店の運営会社

わたご酒店を運営しているのは、「新潟亀田 わたご酒店」です。1977年、現在の店主である寺田和広さんの祖父母が立ち上げ、昔からある酒屋さんとして長く地域に根差した商売を行ってきました。寺田和広さんは日本酒類販売㈱に就職して、酒類販売の流通を経験すると、酒屋修行を経て、家業を引き継ぐ決断をします。

2017年に祖父母からわたご酒店を引き継ぐと、同じく酒屋修行をしていた弟、寺田さんの奥さん、寺田さんの考えに賛同した人たちと一緒に「Fun to Drink;」のスローガンを掲げ、新潟から全国にお酒の素晴らしさを発信する活動を行っています。

わたご酒店の日本酒サブスクのサービス概要

わたご酒店の日本酒サブスクは、毎月1回定額で届くsubsc(サブスク)のサービスを利用しており、720mlの日本酒が毎月1回2本ずつ届きます。

ラインナップは、日本酒とは何かを学べる「日本酒入門コース」、新潟の地酒が楽しめる「新潟の希少な地酒」、利き酒師が今飲んでほしい地酒を提供する「今が飲み頃の地酒」の3種類です。

日本酒入門コースでは、日本酒をただ飲むのではなく、日本酒の奥深さを学んでほしいという意味合いもあり、定期コースでは日本酒と一緒に解説シートも同封されています。わたご酒店の日本酒サブスクでは、日本酒を学び、季節に応じた日本酒を堪能でき、新潟の日本酒の底力を感じ取れます。

わたご酒店の日本酒サブスクの特徴

現在わたご酒店の日本酒サブスク以外にも様々な日本酒サブスクが展開されています。ここではわたご酒店の日本酒サブスクの特徴をご紹介していきます。

特徴とおすすめポイント
  • コンセプトに沿ったお酒が届く
  • ギフトにも利用できる
  • 解説シートが複数枚入っている
  • 決まったタイミングで届く

では、それぞれの特徴を解説してまいります。

コンセプトに沿ったお酒が届く

わたご酒店の日本酒サブスクでは、先ほどご紹介した「日本酒入門コース」、「新潟の希少な地酒」、「今が飲み頃の地酒」の3種類から選べます。それぞれにコンセプトがあり、テーマを決めて毎月届ける日本酒が決まっています。

例えば、「今が飲み頃の地酒」の場合、夏ならば冷酒で飲むとおいしい日本酒、冬ならば熱燗で飲むと旨味が増す日本酒というように、店主で、利き酒師の資格も持つ寺田さんがコンセプトに沿った日本酒を決めて毎月送付します。

日本酒の本場である新潟のお酒が飲みたい人には「新潟の希少な地酒」、日本酒を学びたい人は「日本酒入門コース」とそれぞれにコンセプトがあるため、試してみたいコースを選んでおけば、毎月厳選された日本酒が届きます。

ギフトにも利用できる

わたご酒店の日本酒サブスクでは、段ボールの中に梱包された日本酒が入っています。正式には「新潟亀田 わたご酒店」なので、亀のマークが入った包装紙で包まれており、とても可愛らしいです。

わたご酒店が利用するサブスクのフォーマット「subsc」では自宅以外に届けたい場所を指定することが可能です。例えば、ギフト用として自分の両親や祖父母、友人知人に送ることもできます。包装もされているので、ギフトには最適。

旅行に出かけて地酒を買うのは一種のステータスですが、自宅に居ながらその体験ができるのは値段以上の価値があるので、ギフトとして送れば相手は大喜びです。

解説シートが複数枚入っている

毎月届く、わたご酒店の日本酒サブスクでは、日本酒の他に解説シートが入っています。日本酒入門コースの場合、日本酒製造に必要不可欠なポイントをピックアップし、それにちなんだ日本酒を解説シートで紹介しており、読むだけで日本酒のイロハを知ることができます。

日本酒入門コースは、「日本酒に詳しくなれる」ことをコンセプトに掲げているので、おいしい日本酒には何が欠かせないのかを毎月解説シートで勉強し、飲みながら学んでいけるのがポイントです。

解説シートは、今月のテーマの解説と今月の日本酒に関する解説の2枚があるので、これを見ながら日本酒を堪能できます。またわたご酒店からの情報を伝える「ワタゴニア」も段ボールの中に封入されています。

決まったタイミングで届く

わたご酒店の日本酒サブスクは基本的に同じタイミングで届くようになっています。届くのは毎月5日から10日まで、この期間内のどこかで届きます。

いつでも定期コースを終わらせることができるので、1回届いたのを確認して思ったようなサービスではなかったと思えばすぐに解約でき、1回配達を止めることも可能です。

わたご酒店で届く日本酒の種類

わたご酒店の日本酒サブスクでは、新潟の地酒はもちろん、コンセプトに沿った日本酒が届きます。また、わたご酒店では「商品選定基準」があり、これを満たしたお酒が店頭に並び、日本酒サブスクのラインナップに入ります。

わたご酒店の商品選定基準
  • きちんとつくられたもの
  • 体温が感じられるもの
  • 暮らしに寄り添うもの
  • 人に教えたくなるようなもの
  • 未来に残したいもの

それでは、この「商品選定基準」をクリアした日本酒をご紹介します。

新潟地酒

新潟の希少な地酒」コースを中心に梱包されることが多い新潟地酒。新潟駅には100以上の銘柄の日本酒の試飲ができる場所があるなど、新潟地酒はかなり多く存在します。

わたご酒店では膨大にある新潟地酒の中から、わたご酒店の商品選定基準をクリアした日本酒をピックアップし、店頭に並べて日本酒サブスクとして提供しています。

わたご酒店で取り扱う主な新潟地酒
  • あべ(阿部酒造・新潟県柏崎市)
  • 千代の光K(千代の光酒造・新潟県妙高市)
  • かたふね(竹田酒造・新潟県上越市)
  • 至(逸見酒造店・新潟県佐渡市)
  • 雅楽代 天領盃(天領盃酒造・新潟県佐渡市)

他にも新潟市にある笹祝酒造で作られた「笹祝」を始め、新潟を代表するおいしい日本酒が勢ぞろい。酒店といってもスーパーで売られているような日本酒ではなく、厳選された地酒がメインになっているのもわたご酒店ならではです。

新潟以外の地酒

わたご酒店の商品選定基準をクリアした日本酒であれば、新潟の地酒以外も取り扱い、日本酒サブスクでも取り上げます。新潟と並ぶ米どころの日本酒もあれば、あまり日本酒とは縁がなさそうな地域にある日本酒まで幅広く取り扱っています。

わたご酒店で取り扱う主な新潟地酒
  • 雪の茅舎(齋彌酒造店・秋田県由利本荘市)
  • にいだしぜんしゅ(仁井田本家・福島県郡山市)
  • 寒紅梅(寒紅梅酒造・三重県津市)
  • 積善(西飯田酒造店・長野県長野市)
  • 辻善兵衛(辻善兵衛商店・栃木県真岡市)

他にも埼玉県蓮田市にある神亀酒造で作られた「神亀」や鳥取県鳥取市にある山根酒造場で作られた「日置桜」などが揃えられており、日本酒サブスクで届く可能性があります。

わたご酒店の日本酒サブスク料金プラン

わたご酒店の日本酒サブスクでは、コンセプトが異なる3種類のコースから好きなコースを選び、毎月5~10日に届くのを待ちます。回数縛りもなく、1回休みにすることもできるので、とても柔軟です。

ここからは、3種類のコースに関する料金プランをご紹介します。

料金4,980円(税込)
セット内容日本酒 720ml x 2パック、解説シート、会報誌「ワタゴニア」
送料無料
日本酒入門コース

日本酒入門コースでは、日本酒を学ぶことをコンセプトにしているため、辛口とは何か、酵母とは何かなど解説シートで紹介しつつ、そのテーマに沿った日本酒が毎月2本送られます。

料金4,780円(税込)
セット内容日本酒 720ml x 2本、解説シート、会報誌「ワタゴニア」
送料無料
新潟の希少な地酒

「新潟の希少な地酒」では、まだまだ全国的に知られていないものの、味は申し分ない新潟の地酒を厳選し、解説シートでその紹介を行っています。時期によっては生酒を入れたり、フルーティーさが強いお酒を入れたりと、新潟ならではのお酒が届きます。

料金4,780円(税込)
セット内容日本酒 720ml x 2本、解説シート、会報誌「ワタゴニア」
送料無料
「今が飲み頃の地酒」

「今が飲み頃の地酒」では、その時期に一番飲んでほしい日本酒を厳選しており、季節に合わせた日本酒が自宅に届きます。

例えば、冬は「初しぼり」の時期なので、とても鮮度が良くてフレッシュな日本酒が出回るため、出来立てほやほやの若い日本酒が飲めます。解説シートではその時期の日本酒の楽しみ方を堪能できるため、今まで知らなかった日本酒の楽しみ方に出会えるかもしれません。

わたご酒店の日本酒サブスクを利用するメリット・デメリット

ここまでわたご酒店の日本酒サブスクの中身をご紹介してきましたが、次はメリット・デメリットについてです。メリットはもちろんのこと、デメリットも理解しておくことで、自分に合った日本酒サブスクのサービスかどうかがわかります。

メリット

まず最初に、わたご酒店の日本酒サブスクに関するメリットをご紹介します。主なメリットは以下の通りです。

メリット
  • おすすめの日本酒が送られてくる
  • 1カ月で楽しみながら飲みきれる量になっている
  • 回数縛りがなく、スキップが簡単にできる

では、わたご酒店の日本酒サブスクのメリットを詳しくご紹介します。

おすすめの日本酒が送られてくる

わたご酒店の日本酒サブスクでは3つのコースがあり、それぞれのコンセプトを見比べた上でコースを決めていきますが、送られてくる日本酒はわたご酒店が厳選したおすすめの日本酒です。

日本酒のことをあまり知らず、日本酒入門コースを選んだ人は毎月届く日本酒がとても新鮮であり、日本酒とはいかに繊細で、真心を込めなきゃ作れないお酒かがよくわかります。契約する期間が長くなればなるほど、日本酒に対する愛着がどんどん湧いてくるものです。

先ほどもご紹介した新潟駅にある新潟の地酒が試飲できるコーナーでは常時100以上の銘柄があるように、毎月2本ずつ送っていったとしても、新潟の地酒を網羅するのに5年以上はかかる計算です。おすすめの日本酒が決して尽きることがなく、新たな日本酒に出会えるのがわたご酒店の日本酒サブスクの特徴です。

1カ月で楽しみながら飲みきれる量になっている

わたご酒店の日本酒サブスクでは、720ml、4合分の日本酒が2本届きます。合計8合分の日本酒ですが、例えば土日に1合ずつ飲むような形であれば、1カ月の中で堪能しながら飲みきれる量になっています。

特に1人暮らしの場合、日本酒を1合飲んでいく形であれば十分に足りる量です。お酒が好きな人は日本酒や地ビールなど複数のお酒を飲んで晩酌を楽しむ人が少なくありません。味わって日本酒を堪能するには、4合の瓶2本分で十分と言えます。

もちろん、わたご酒店の日本酒サブスクでは1セットしか頼めないわけではありません。最大5セットまで頼めるため、量が足りない人はセット数を増やして対応することもできます。

回数縛りがなく、スキップが簡単にできる

日本酒サブスクに限らず、安く提供する分、回数縛りがあって、一定の回数に届かないと通常価格との差額を徴収するケースがあります。しかし、わたご酒店の日本酒サブスクでは基本的に回数縛りがないため、例えばお試しで1回だけ日本酒サブスクを利用し、お気に召さなかったらすぐに解約することも可能です。

また体調が悪く、今月は配達をストップしてほしいなどの事情がある場合には1回配達をパスすることも可能です。これなら日本酒も無駄にならず、常に旬の日本酒が届くのでフレッシュな気持ちで日本酒を飲めます。

実際に定期購入の停止をストップするには、月末の午前8時59分までに手続きをとらなければなりません。これを過ぎると請求が停止されない可能性もあるので、余裕を持って手続きを行うことをおすすめします。

デメリット

次にわたご酒店の日本酒サブスクにおけるデメリットについて解説します。主なデメリットは以下の通りです。

デメリット
  • 月々の料金が少々高い
  • 若干量が物足りない
  • 毎月2種類と少ない

それでは、わたご酒店の日本酒サブスクのデメリットについてもご紹介します。

月々の料金が少々高い

わたご酒店の日本酒サブスクでは、日本酒入門コースが税込4,980円、それ以外のコースが税込4,780円となっており、720mlの日本酒が2本届くものの、やや割高な印象を抱く人がいても不思議ではありません。

一般的に720mlの日本酒をスーパーマーケットで購入する場合、だいたい手ごろなものであればだいたい1,000円台で購入できます。これが2本分となると高く見積もって4,000円にギリギリ届くかどうかという金額になるので、若干割高に見えるかもしれません。

しかし、わたご酒店の日本酒サブスクの料金には、送料が含まれています。720mlの日本酒2本を送る場合、送料は最低でも770円、地域によって1,210円かかることがあり、これに720mlの日本酒2本の料金を加えれば、実は4,780円、4,980円、それぞれのコースは決して割高とはいえなくなります。

しかも、わたご酒店の日本酒サブスクで送られてくる日本酒はお酒の品質に命をかけるわたご酒店の厳しい水準をクリアしたものばかり。いわばスーパーマーケットで買える日本酒を大きく上回る品質の日本酒が届きます。米どころの新潟はもちろん、それ以外の地域から日本酒が届くことを考えると、むしろ割安にすら思えるレベルです。

若干量が物足りない

お酒が大好きな人にとって、4合分の日本酒だと1日であっさりと飲んでしまい、場合によっては一升丸々飲んでしまう人もいます。そのため、量を求める人からすれば足りないかもしれませんし、家族で楽しむ場合にも毎月2本では足りない可能性もあります。

しかし、日本酒は決してたくさん飲むべきものではなく、味わいながら飲むべきものです。健康的に飲める日本酒の適量は1日1合と言われており、休みの日に1合ずつ飲むような楽しみ方であれば、1カ月2本で十分足ります。

またわたご酒店ではオンラインショップで、クラフトビールや焼酎、ワインなども販売しており、こちらも日本酒同様の選定基準で厳選しており、オンラインショップで頼むのもいいでしょう。確かに量は少ないかもしれませんが、健康的に日本酒を堪能するには適したサイズと言えます。

毎月2種類と少ない

最後のデメリットですが、毎月2種類しか来ないので、もっと多くの日本酒を堪能したいのにそれができないというデメリットです。できる限り多くのお酒が来れば、バリエーションをもっと楽しめるので、多ければ多いほどいいと考える人がいるかもしれません。

しかし、わたご酒店が推薦するこだわりの日本酒は少数精鋭であり、いくら新潟にたくさんの地酒があるとはいえ、毎月の種類を増やせばそれだけ一通り出会いやすくなるほか、1つ1つの日本酒をしっかりと味わえずに終わってしまいます。

また種類を増やすということは、2本セットを3本セットにすることにつながり、価格がさらに上がってしまう可能性も。さすがに3本セットは手が出ないと敬遠する人も出始めるので、総合的に見ても、2本セットが適したサイズであり、長く日本酒を楽しむのであれば2本セットがいいでしょう。

わたご酒店の日本酒サブスク口コミと評判

よくある質問

日本酒サブスクの配送タイミングは?

日本酒は月1回、毎月5日から10日の間に届きます。

利用可能な支払い方法は?

支払い方法はクレジットカードのみとなっています。VisaとMasterCardが使用可能です。

解約や休止はいつでも可能?

可能です。月末の午前8時59分までに停止手続きを行うことで、翌月以降の発送などを停止できます。

回数の縛りは?

回数の縛りはありません。1回だけ購入してすぐに解約することも可能です。

返品はできる?

品質に問題が合った場合、もしくは注文した商品と違うものが届いた場合にできます。商品到着後7日以内にわたご酒店まで連絡を入れ、送料着払いで返品後に良品と交換できます。

キャンセルはできる?

お客様都合の返品は受け付けていません。

日本酒の賞味期限は?

賞味期限はありません。ただし、直射日光などで品質が変わる恐れがあるため、日が当たらない場所、熱がこもらない場所で保存してください。

日本酒を開封したらいつまでに飲みきればいい?

日本酒は開封後に味わいが変化し、その変化も楽しめるのですぐに飲みきる必要はありません。解説シートに飲みきりの目安が書かれています。

ワタゴニアとは何か?

ワタゴニアは、わたご酒店が毎月発行する会報誌です。

配送方法や配送会社は?

ゆうパック、もしくはヤマト運輸が配送を行います。

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